Web担当者向け

2026-07-16

サイト改ざんに、気づけていますか?

気づいたきっかけは、たいてい自分ではない

自社のWebサイトが改ざんされたとき、気づくきっかけは、たいてい運用している本人ではありません。取引先や顧客から「サイトの様子がおかしい」と連絡が来る、検索結果に見慣れない文言が表示される、ブラウザで開いた瞬間に警告画面が出る。毎日サイトの隅々まで確認している人は少なく、変化に気づくのはいつも第三者が先になりがちです。

自社のWebサイトを開く機会自体、公開したあとはそれほど多くありません。トップページをたまに眺めて「特に変わっていない」と安心してしまい、下層ページや管理画面の奥までは見ていないというケースがほとんどです。気づくきっかけを、結果的に外部の誰かに委ねている状態だと言えます。

見た目が変わる改ざんと、変わらない改ざん

改ざんと聞くと、トップページが書き換えられたり、見慣れない画像や文言が表示されたりする状態を思い浮かべるかもしれません。ただ実際には、見た目はそのままで、検索エンジン向けにだけ不正なリンクや文言を埋め込むタイプの改ざんも少なくありません。ページを開いた人には何も見えないため、この種の改ざんは発見が大きく遅れます。

この種の改ざんは、検索エンジンのクローラーにだけ異なる内容を見せる手口が使われることもあり、自社のWebサイトを実際に開いても異常は見当たりません。気づくための手がかりが、利用者の目には最初から映らないように作られているためです。

気づきにくいまま放置されるとどうなるか

見た目が変わらない改ざんは、気づかれないまま数ヶ月続くこともあります。その間、検索エンジンはページの中身を読み取り続けているため、あるとき突然、検索結果に警告表示が出たり、順位が大きく下がったりすることがあります。ブラウザ側の警告(「このサイトは安全ではない可能性があります」)で気づくケースも、実際には少なくありません。

検索順位の低下は、原因を調べて初めて改ざんに気づくという流れになりがちです。日々のアクセス数の推移だけを見ていても、背景にある改ざんまでは読み取れないため、発覚が数ヶ月単位で遅れることも珍しくありません。

自分で確認する方法はあるか

ファイルの更新日時を定期的に見比べたり、管理画面のログイン履歴を確認したりすることで、ある程度の異常には気づける場合があります。ただし、これらは手作業である以上、見落としも起きますし、そもそも「何を確認すればよいか」を知っていることが前提になります。日常的に運用している人ほど、細部の変化には気づきにくいものです。

確認作業そのものを忘れずに続けることも、簡単ではありません。日々の業務に追われる中で優先順位が下がり、気づいたときには数ヶ月分をまとめて確認する羽目になる、ということも起こりがちです。

気づく仕組みを持つという選択肢

自分で毎日確認する代わりに、Webサーバーの変化を継続的に見ている仕組みを持つという考え方があります。ファイルの書き換えや不審なアクセスを検知し、異常があった時点で知らせてくれる仕組みがあれば、気づくタイミングを「誰かに指摘されたとき」から「変化が起きた直後」に前倒しできます。Scanrollのような、Webサーバーの変化を自動で検知するサービスも、そうした仕組みのひとつです。

こうした仕組みは、人による確認を無くすためのものではなく、確認そのものを途切れさせないための土台です。担当者が忙しい時期や、他の業務に追われている間も、確認が抜け落ちることがなくなります。

自社で難しければ、制作会社に聞いてみる

Webサイトの技術的な部分に詳しくない場合、自分でこうした仕組みを用意するのは簡単ではありません。その場合は、Webサイトを制作・運用している会社に、改ざんや不正アクセスを検知する仕組みがあるかどうかを聞いてみるのも一つの方法です。保守契約の内容によっては、すでに何らかの対策が含まれていることもあれば、含まれていないこともあります。まずは確認してみることから始まります。

確認する際は、「監視している」という言葉だけで納得せず、実際にどのような方法で、どのくらいの頻度で見ているのかまで聞いてみると、実態が見えやすくなります。

その変化に、Scanrollなら気づけます

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