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2026-07-17

WordPressの脆弱性、どこから手をつけるか

利用者が多いことは、諸刃の剣

WordPressは世界的に広く使われているCMSです。利用者が多いということは、開発コミュニティによる検証の目も多く、脆弱性が発見・修正される頻度が高いことを意味します。同時に、攻撃者にとっても「狙う価値のある対象」が多いことを意味します。

本体だけでなく、数万種類にのぼるプラグインやテーマも脆弱性の対象になり得るため、対応すべき範囲は本体単体よりもずっと広くなります。

脆弱性情報は、どこにあるのか

WordPress本体やプラグインの脆弱性情報は、公式のセキュリティ情報や、脆弱性データベース(CVE等)で公開されます。ただ、これらの情報は専門的な形式で書かれていることが多く、日常的に確認し続けるには一定の知識と時間が必要です。

情報を追いかけること自体が負担になり、結果として確認が後回しになってしまうケースは少なくありません。

優先順位は、影響範囲で決まる

すべての脆弱性情報に同じ重みで対応する必要はありません。管理画面への侵入を許すような深刻な脆弱性と、限定的な条件でしか影響しない軽微な脆弱性とでは、対応の緊急度が異なります。

運用しているWebサイトで実際に使っているプラグインやテーマに関係する情報かどうかも、優先順位を判断する重要な材料になります。

更新するだけで終わらせない

脆弱性への対応の基本は更新ですが、更新前にすでに侵入されていた場合、更新だけでは解決しません。脆弱性を突かれた形跡がないかどうかも、あわせて確認する必要があります。

これは更新作業とは別の視点、つまり「すでに何か起きていないか」を確認する視点であり、日常の更新作業だけではカバーしきれない部分です。

情報収集を、仕組みに任せるという選択

脆弱性情報を継続的に追い、影響を判断し、必要な対応を取るという一連の流れを、すべて手作業で続けるのは負担が大きい作業です。この情報収集と一次判断の部分を、専用の仕組みやサービスに任せるという選択肢もあります。

任せる範囲を明確にしておけば、対応そのものの判断は引き続き自分たちで行いながら、情報収集の負担だけを軽くすることができます。

まずは使っているものの棚卸しから

WordPressの脆弱性対応は、本体・プラグイン・テーマの構成を正確に把握しているかどうかが出発点になります。使っていないプラグインが有効化されたまま残っている、といった状態は、それ自体が管理されていない証拠でもあります。

棚卸しをきっかけに、そもそも使っていない機能を削除することも、対応範囲を狭める意味で有効です。

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